12月5日付けの「広報かつしか」が区議団控え室に届いた。パッと見た瞬間、「滞納処分」「督促・催告」「財産調査」「財産差し押さえ」と言う文字が飛び込んできたからだ。なんだなんだ、とよく見ると、税金や保険料の滞納者への呼びかけ、いや脅しのようなものだ。
区は1年間で差し押さえ699件、財産捜索8件、不動産公売1件を実施してきたと実績を自慢している。保険証の取り上げも書いている。滞納したらひどい目にあわせるぞ!と言っているようなものだ。
税金使って広報をつくり、納税者を脅す?やることが違うでしょ!と思ってしまう。なぜ滞納になるのか。
高齢者医療費を全国で初めて無料にした岩手県沢内村を舞台にした映画「いのちの山河」が公開されているが、この村では「行脚と対話」で村民と力をあわせてきた村政の姿が描かれている。
今、葛飾区政にもとめられているのは、こうした姿勢ではないだろうか。区民が主役。主役が元気になれるようにがんばらなければ。いよいよ明日から区議会。