区長選は終われど、区長は変わらず

 今日から区議会が始まった。新しい区議会だ。新しい区長は、現区政の継承を掲げた人物が選ばれたが、自分の言葉でどう語るか、関心がなくはない。しかし、所信表明したのは現区長だった。なぜ?

 区民は、すでに新しい区長を選挙で選んでいるのに。

 党区議団は、新しい区長が選ばれたのだから、新区長に質問するのが自然ではないのか、そう思わないか、と質問した。

 現区長は答弁にたって、私の任期は、12月18日まである、というのだ。確かに任期はそうだ。しかし、区民の目線で考えた時、果たしてそれでいいのだろうか。こういう事態を避ける選択肢はあったのではないか。

 2週間後には区長が変わる。果たして責任をもって議会に対応できるのだろうか。こんな異常事態は、4年後にはもっと問題にし、是正していかなくてはいけない。