旧統一協会と自民党や政治家都の関係が次々に明らかになっている。霊感商法などで被害を拡大してきた反社会的カルト集団にお墨付きを与えるようなことはあってはならない。
葛飾区では、以前、パルフェスタの参加団体に旧統一協会が名を連ねていたこともあった。今年2月25日付けの社会福祉協議会の「社協だより」には、旧統一協会から10万円の寄付を受け取った写真まで掲載していた。3月の委員会で取り上げ、区は「どのような審査をしたのか確認する」と答弁をしていたが、未だはっきりしない。区社会福祉協議会には、区は年間1億円超の補助金を支出し、区長は名誉会長となっている。別の法人だからとあいまいにできないはずだ。
区や社会福祉協議会が、この団体は安全ですよ、と言う広告塔の役割を果たしているとしたら問題であり、今回の寄付を受け取った経過や今現在、どういう認識なのかについての説明責任が区長と社協にはあるのではないか。