不正をただし、再発防止策を


 葛飾区政をただす会の報告会。青木区長の献金社会福祉法人葛飾会の不正流用の問題はいよいよ深刻だ。不正流用しているのに、何も言えず告訴もしない、なぜなのか。その背景に青木区長の献金問題があり、葛飾会の理事長から献金を受け取っている。区の指導検査では、葛飾会の10年間の不正流用は、保育園における5年間の6200万円だけでなく、法事全体で4億円超となっていること、理事長とその息子がかかわっていることも明らかになっている。
 保育園、特別養護宇老人ホーム、グループホームなどでサービス向上に使うべきお金が、不正に流用されていたことは、まさに福祉を食い物にしているもので、この問題をあいまいにすることは、住民福祉の向上に背を向けることになる。まさに自治体の変質に他ならない。
 13日から区議会が始まるが、青木区長の献金の返金を求め、全容解明なしに再発防止策は出てこない立場で徹底追及していきたい。