熱中症対策を申し入れ


 本日、区議団は、青木区長に熱中症対策を申し入れた。エアコン設置女性の世帯拡大、公共施設の空調設備の点検、公共の仕事にたざさわる方々への対策、要配慮者への個別訪問で注意喚起など。地域から要望がでていたさくらみち集い交流館のエアコンの修繕、エアコン設置助成では、すでに購入した世帯や区境で他区から購入した世帯なども救済することも求めた。対応した副区長は「少なくとも区民が安全で過ごせるように」と応えた。写真、右から三小田、中江、片岡、中村、木村、副区長。
 今回の申し入れでは、来週23日の保健福祉委員会でシニア活動支援センター(青砥駅近く)の風呂を廃止する報告についても、銭湯が減少する中での公共のフロを廃止することは、健康増進、公衆衛生の向上の観点から問題があり、廃止しないよう求めた。旧敬老館の風呂全廃に続き、シニア活動支援センターの風呂の廃止すれば、残る公共の風呂は水元学び交流館だけになる、そこも今、故障で利用できない状況だ。
 一昨年11月29日本会議で、青木区長に銭湯の果たす役割を質問したところ、「住民の健康増進、住民相互の交流促進等の住民の福祉向上の観点からも大変重要」と答弁したが、この答弁からも廃止は逆行している。特に新小岩奥戸地域には、銭湯が1か所もなく、この地域からの利用もある。また6月議会では「修繕が必要」と答弁していた。
 区には、今年3月末現在で1300億円を超える基金があるのに、修繕費用(6600万円)をケチって住民の福祉向上に背を向けるのは本末転倒だ。