「大変だったわね」と対話に

 総選挙を終えてのんびりもしているわけもいかず、さっそく訪問行動を再開。「大変だったわね」と労をねぎらってくれる方もいて本当にありがたいことだ。「自公過半数割れに追い込み、自民党政治に代わる新しい政治をつくっていくために頑張りたい」と言うことと合わせて、「来年は都議、区議の選挙もあります」と訴えながらの訪問になった。参院選を忘れてはいけないと反省。
 本日は高砂地域の都営住宅の訪問だったが、留守が多いだけでなく、空き室も多い。本日訪問の中では空き室が何と4割にもなっている。もっと募集して入居していただいたほうが、家賃収入も増え、団地内のコミュニティー形成にも役立つ。なのに募集が少ない。都が新規建設しないのも問題だが、少なくとも募集戸数を増やし住宅困難な都民にもっと提供すべきではないか。
 対話の中で「シルバーカーがないと駅前まで歩けない」との言葉に胸がつまる。訪問した団地周辺にはスーパーもなくバスもない。これは今に始まったわけではないし、20年以上前から交通不便地域なのにまったく改善されない。バス会社に責任転嫁している行政の怠慢でしかない。小菅地域では、年間1200万円前後の委託料でタウンエース型のバスを走らせている。小菅地域は解消した、高砂地域の団地周辺は解消しないでは、区が交通格差をつくことになる本気の対応を求めていきたい。