葛飾区の高齢者接種率は、6月9日現在で38.8%、あくまでも1回目だ。区は6月24日から医師会館、7月からは奥戸スポーツセンターでの在規模集団接種を実施し、64歳以下の区民の接種券を23日から発送し、7月12日以降から予約を開始するとしているが、混乱が生じないだろうか。
現役世代に広げることは重要だが、高齢者の優先接種をあいまいにすべきではない。高齢者の中には、予約が8月や9月になった方がたくさんいる。区は現状を把握し対応すべきではないか。たとえば、5月31日~6月2日まで実施した予約サポートは、516人を受け付け85%が予約を完了している。予約が8月以降なった方は、区の責任で予約を前倒しする仕組みをつくり、サポートすべきだ。そうでなければ優先接種の意味がない。
インタネットが活用できない高齢者に対する予約サポートは、区議団が申し入れをし、5月末に実施し、2回目は6月21日~23日まで各区民事務所等で実施することになった。