日墺修好150周年

 今年は日墺修好150周年、葛飾区とウィーン市の友好都市宣言は1987年、その後葛飾区議会日墺議員連盟が発足している。今回は150周年を記念してフロリズドルフ区長の表敬訪問などの訪問団に参加。
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 毎年開催されている桜の森祭りは、この2年間雨で中止となっていたとのことだが、今回は晴天の下での開催。地元市民が日本の伝統、文化を学び親しんでいることがよくわかるまつりだった。まつりは13時から17時までで、パパイ区長も最初から最後まで参加、時間の過ごし方が日本とは違うようだ。
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 メイン通りに葛飾通り(カツシカシュトラッセ)の標識、寅さん公園。
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 初日は夜到着、2日間はパパイ区長、日本大使館の表敬訪問をはじめ、上記以外に学校2か所、リサイクル施設、再開発地区などの視察、記念コンサートなどでホテル着は両日とも夜10時前後となった。スーパーなどがほとんどしまっており、ここでも時間の過ごし方が違うことがわかる。
 再開発地区では工場跡地に1400戸の公営住宅をつくるとのことだが、労働者の住宅や休憩場だった一部を残し、今後、外観は色も含めて住宅として修復し、それを維持することを前提に販売するとのこと。住宅内には車は入れず、環境、景観、歩行空間でのコミュニティーを重視したコンパクトシティーの考えのようだ。このことを意識している人々が住むことになるだろうとも説明されていた。
 3日目は、午後2時まで市内見学、ウィーン経済大学の視察。大変勉強になった3日間だった。もちろん自費参加。
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 来月、EUの選挙があるとのことでまちの中にはポスター(看板)が目立つ。以上、報告まで。