選挙を終え、本日は最終本会議

 昨日、投開票された都議会議員選挙は、残念ながら全体では5議席現の14議席に後退した。葛飾では4選目指した和泉なおみ候補が20,793票獲得したものの当選には至らなかった。応援いただいた方々に感謝を申し上げ、続く参院選の躍進のために頑張っていきたい。

 本日23日は、第2回定例会の最終本会議だった。青木区長は、この本会議でバルサアカデミー葛飾校をめぐって辞職した小林氏(当時副区長)に代わって、新たな副区長を区議会に推薦したが、区議会は継続審議とし承認しなかった。前代未聞だ。
 なぜ承認しなかったのかと言えば、当然、真相解明が優先だからだ。青木区長は、総務部に調査を指示しているが、副区長に推薦したのは総務部長であることから忖度調査になる懸念がある。区議会は、第三者委員会での調査を要求し、やっと本日の本会議で第三者委員会の設置を区長が表明した。3月27日に区議会で真相解明を求める決議を出して3か月、やっとである。
 バルサアカデミー葛飾校をめぐっては、協定先であった一般財団法人キッズチャレンジ未来が㈱アメージングスポーツラボジャパンに事業譲渡していた問題がある。「アメージング」は事業譲渡について「小林(当時の副区長)氏の了解を得ていた」と保護者向けの説明会で発言をしているが、6月11日の文教委員会では、その説明会に出席をしていた区教委の担当者は「事業譲渡の説明はなかった」と答弁している。また「アメージング」は、区議会に説明したいと申し出たが「区議会が反対した」としている。しかし区教委は「区長に申し出をしたがかなわなかった」とアメージングは説明していたと答弁している。双方の発言に食い違いがあり、真相解明には、説明会の議事録が必要であり、「小林氏の了解を得ていた」との記録が存在しているのではないかと思われる。