障害者自立支援法から新法へ


 区内障害者団体の呼びかけで障害者自立支援法から次の新法はどうなるのかの学習会が開催された。21日に厚生労働省案がだされたが、見事に期待を裏切り新法をつくるどころか、現法律の一部の改正にとどまっている。
 現法律は廃止するという合意さえ無視し、これまで当事者、関係団体も含めて議論されたことを否定するものとして許されない。
 道を歩く、呼吸をする、トイレに行く、ご飯を食べる、人間として普通に生きるのに障害があるがゆえにお金がかかる、明らかに差別だ。障害者が安心して生きていける社会こそが、健常者にとっても安心できる社会だ。