12年連続、自殺者3万人。生きていく展望を与える政治へ。

 昨日・今日と関西へ視察に行ってきた。予定よりも1時間30分早く午後8時過ぎに自宅へ着き、夕刊に目をやると、12年連続自殺者が3万人を超えたと言う記事が目に入りました。暮らしの大変さが伝わります。政権交代したとはいえ、変わっていることはあっても、具体的に自らのまわりで大きく変わった実感をもつことは少ないと思います。しかし、前向きの変化や展望は持ちたいものです。

 昨日は、東近江市で障害者施策についての視察でした。障害者自立支援法のもとで応益負担を軽減するために市として通所施設での利用料ゼロにしています。障害者が生きるために。

 そして今日は、東大阪市へ。10年ほど前に共産党市長の公約で中小企業の実態調査を実施し、それが基礎データーとなり、今日の市の中小企業対策のベースになっています。中小企業が生き残っていくために取り組んでいます。

 区でも、都でも、国でも、それぞれの姿勢・やる気でがんばっていこうと言う展望を住民・中小企業に与えることができるんです。

 葛飾区では、区長は、現場の声を聞くことは大事だが、区内中小企業の悉皆調査をやるとは言いません。実態がわからなければ正しい処方箋も出てこないのですが。それは中小企業だけではないはずです。