増税・軍拡より、減税・賃上げを


 新小岩駅東北口のイルミネーション。こんな光景を一瞬にしてだめにするのが戦争だ。攻められたときの備えとしての武力といっても、指導者の間違いによって先制攻撃の武力になり、戦争になるのが過去の歴史だ。攻められたらどうするか、相手が言うことを聞かなかったらどうするかよりも、そういう事態にならないための外交を進めるのが政治だ。
 仮想敵国をつくって、つねに「もし…」と考え、軍事力を高めれば相手もそうするだろうし、結果として火花を散らし続け、一歩間違えば戦争になる可能性を高めるだけだ。戦争になれば、ウクライナをみればわかるように、簡単に終わらず、犠牲になるのは一般市民であり子どもたちだ。戦争はすべてを破壊してしまう。
 今、岸田政権は、その破壊の方向へ突き進もうとしている。断固反対し、増税・軍拡より、減税・賃上げを。政治の転換に全力をあげていきたい。