東京都原爆犠牲者追悼のつどい

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 本日、「東京都原爆犠牲者追悼のつどい」が開催され、田村智子参議院議員、和泉なおみ都議会議員とともに参列し黙祷と献花。小池知事もこの「つどい」には3年連続出席している。今年は、新型コロナの関係で2カ月延期しての開催だった。被爆者証言として高砂在住の中西俊雄さんが報告されたが、長崎で生まれて、わずか5カ月で被爆したとのことだった。爆心地から2.8㎞離れた自宅だったそうだが、窓ガラスが一瞬にして赤紫色に変わった、ということを後から聞かされた、父親は原爆のことは話さなかった、とも。被爆者が当時のことを話すのは、やはり想像を超える葛藤があるのだろう。
 東友会を代表した2人の方の発言は、いずれも核兵器禁止条約に触れ、発効を心待ちにしている。今月中にも発効に必要な50ヵ国になる見通しで、被爆者と市民運動が世界を動かしていることが実感できる出来事だ。