アフガニスタンでは、アンチアートのタリバンによって芸術家への攻撃が続き、今なお芸術家が殺害されている。芸術家を救済しようとする姿を監督の家族がスマホで撮り続けた映像を編集した映画「苦悩のリスト」。脱出をしようと飛行機の機体にしがみついた市民が飛び立つ飛行機から落ちていく映像から始まるのが衝撃的だった。今日は、監督のトークもあったが、映画監督でもあり人権活動家でもあると感じた。子どもの人身売買の実話にもとづいた映画「サウンドオブフリーダム」も奴隷制社会に逆戻りしている世界を告発している。どんなに衣食住が満たされていても人権と平和が守れなければ生きていく意味が失われてしまう。多くの方に観ていただきたい映画だ。