本日は、文教委員会で請願8件の審議。学校プールに関しては7件だが、学校外プールを活用しての水泳授業の矛盾点を明らかにする請願者の陳述と論戦になったのではないかと思っている。何よりも、一昨年9月に新しくできた西小菅小学校のプールを使ってほしいという請願が継続審議になったことは重要だ。6億円もの費用を使って体育館の上に作ったにも関わらず、学校外のプールを活用する方針の下、未だ一度も使われていない。これほどの無駄使いはないわけで継続になったのは当然だ。請願審査終了直後に、与党委員から、各委員から意見があがり、区民からも請願が上がっている水泳指導の問題について、委員会としてまとまった意見を上げるべきだと言う主旨の提案もあった。水泳指導は学校プールを使ってという旗印を掲げてあきらめずに運動してきた区民世論の成果だ。
学童保育クラブの請願の審査では、法人にお願いしてもできないときは、区が責任もって公立の学童保育クラブでやっていく必要があるという主張をしたとき、理事者の「公立は子育て支援部にお聞きください」と言う答弁には、開いた口がふさがらず、「何と言う答弁をするのだ」と2回も言ってしまった。この答弁を撤回したとはいえ、こんな答弁を平気ですること自体、自治体として劣化しているとしか言いようがない。昨年10月に制定した子どもの権利条例が紙切れのような感じがする。これでいいのか。