サッカースタジアム先にありきに批判続出


 夕方、4か所のまちかど演説。最後の新小岩たつみ橋交差点では、小さい女の子2人が横断歩道を渡って見えなくなるまで手を振ってくれて、こんな時に「やって良かったなぁ~」と思ってしまう。 
 今日は、私学事業団の運動場の活用についての説明会が開催された。約50人が参加したが、質問の中心は、サッカースタジアム先にありきでいいのかというものだった。短い時間だったが12人の方が発言、区はあくまでも「サッカースタジアム建設は決まっていない」と言いながら「検討していく」という二枚舌だった。
 しかし出された意見は「運動場の取得とスタジアム建設は別にすべき」「2月に協定を締結して、今日は6月だ。もっと住民の意見を聞くべきだ」「マンションに住んでいるが、スタジアム建設には適地ではない」「スタジアム先にありきは残念」「市民が計画に参加できる仕組み作りが必要」「スタジアム以外に子どもの居場所など、いろいろ検討したのか」「まだ決まっていないというが、スタジアム建設に向かっていくとしか聞こえない」など、今回初めて地域住民に案内をした説明会で、圧倒的多数から反対意見がでた。
 当然、持ち帰って再検討が必要だ。意見を聞いたから粛々とすすめるというのでは説明会の意味がない。スタジアム建設先にありきではダメだという多数の意見を聞き、改めて「協定書の撤回」が必要なことを確認できた。16日の総務委員会でも撤回を求めたところだ。