良いことは良い


 青木区長は、来年度ヵら修学旅行など宿泊を伴う移動教室、学校で使うドリルなどの副教材を無償にすると発表した。良いことはやはり良いので歓迎したい。修学旅行の無償化は、私たち区議団は、お金がなく修学旅行に参加できないと言う声を取り上げ、就学援助の支給を修学旅行の実施後から実施前に変更すべきだと2013年から求めてきた。そして前年度から完全無償化を求めてきたが、区はこれを拒んできたものの、やっと無償化に踏み出すことになって本当に良かった。
 義務教育は無償、国がやらなければ自治体が踏み出していくのは当然のことだ。そして今度は、自治体から声をあげて国の制度にしていくことが必要だ。
 次は、第一子の保育料の無償化、これも区は拒んできたが、青木区長は、「私も無償化すべきだと考えていた」と第3回定例会でのあいさつでのべる原稿が来ているが、そう思うのであれば先駆けて踏み出すことを求めたい。来年は区長・区議選だ。区民要求に向き合うのか、それとも背を向けるのか、正面から問われることになる。