児童虐待などの痛ましい事件を踏まえ、区議団は、議会で子どもの権利条例を区独自に制定することを求めてきた。4年前には先進的な取り組みをしている長野県松本市を視察し、本会議でその取り組みを紹介したところ、青木区長も「松本市の取り組みは参考になる」と答弁をしていた。
昨年の第1回定例会では、無所属銀1名と区議団4名の5名で「子どもの権利条例」の条例を共同提案をした。可決はされなかったが、他会派からも子どもの権利を守ることは重要だという主張をしていた委員が多かった。
これまで区は「時期尚早」と言って拒んできたが、区議団の議会論戦で区政を前に動かし、やっと条例制定に動き出した。3月には「条例素案」がだされ、パブリックコメントが実施される。6月には「条例案」、10月施行予定というスケジュールになっている。今後の議会論戦とパブリックコメントでより良い条例になるよう頑張っていきたい。