青木区政を追及した本会議質問

 2日間の本会議が終わり明日から4常任委員会が始まる。今回の本会議質問では、今までになく与野党共通の議題で青木区政を追及したのが特徴だった。一つは、立石駅北口再開発事業と庁舎移転で、共産、自民が取り上げた。完成までいったい事業費はいくらかかるのか。区は「節目ごとに提示される」と際限のない事業費増大をただ傍観するしかないというあきれた姿勢だった。2つ目は学校プールで、水泳指導の民間委託と学校プールの廃止は様々な問題が浮き彫りになる中、区は広報で「安全、安心、充実」と打ち消しに躍起になっているが、本会議では、共産、自民、区民連、未来の4会派がそれぞれの立場で取り上げた。自民議員は、西小菅小学校に新しいプールを作ったのに使わないのは税金の無駄使いだと追及したが、今回ばかりは自民党の言う通りだ。3つ目は、給付金奨学金や農業問題を取り上げる議員もいた。130億円もの決算剰余金があるなら、区民生活を応援する財源は十分あると言える。来年の区長・区議選で区政の流れを変えていきたいものだ。