子どもたちに学校プールを!


 学校教育としての水泳指導の大切さ、水泳指導の民間委託の問題点を中心にして、和光大学の制野教授を招いての学習会が区内で開催され70人を超える参加だった。制野教授は、自ら東日本大震災で教え子を亡くした経験を振り返りながら、学校教育における水泳指導熱く語り、なおかつ民間委託の問題点を明らかにし、何よりも水泳指導は、命を守る教育という立場が貫かれた報告だった。学校プール廃止はコスト問題だとズバリ指摘。
 学習会では、子どもたちに学校プールを!葛飾連絡会発足の経過、フィットネスクラブ青砥店の利用者排除の問題、住民を無視した四つ木小中の改築の経過などの発言が続き、私も4日の決算審査で議論した内容についての発言をさせていただいた。
 この2年間で明らかになった問題点とともに、命を守る教育としての水泳指導の本来のあり方、そして教育全体の問題をもっと区民的に議論できるようにしていくことを共有できた学習会となったのではないか。