請願の可否は議会が決めることだ


 12月4日文教委員会で、自民党議員から区教委理事者から請願の不採択への働きかけがあった旨の発言があったことに対して、議会の自律権や国民の請願権の観点から問題があるため、本日、「子どもたちに学校プールを!葛飾連絡会」が教育長に対して申し入れ。「請願内容に対して、委員から説明を求められたならともかく、理事者から説明にいくことが果たしていいのか」「説明をする委員と説明をしない委員をわけているのか」などの質問に対して、「慣例として」などと要請がないにもかかわらず請願内容の説明をしていたことが明らかになった。委員を区別しているのかについても、私が同席をしていたので、「区別していない」とは最後まで言えるはずがなかった。担当部長は「瑕疵があった」と認めたが、教育長は「もちろん議会がきめること」としながらも「誤解をうむようなことがあったかもしれない」と応えた。今後、こういう問題がおきないよう襟を正すことが必要だ。「連絡会」は、第1回定例会へ請願提出の準備をしているが、水泳指導の民間委託の問題点をさらに明らかにしていくために頑張りたい。