荒川区のものづくりの取り組み


 和泉なおみ都議事務所の中小企業チームとして「ものづくり」の取り組みについて聞き取り調査をしているが、昨日は荒川区へ。10年ほど前に伺った時、中小企業の専門家を4人雇用し、支援を強めていく「MACCプロジェクト」が、現在でも4人体制で、当時50社ほどの参加企業が現在100社になっていることや、若手企業家の集団「アスメシ会」(明日の飯は自分たちで食う)も下町サミットを展開し活動している話を伺うことができた。専門家4人を直接雇用している所が強みなのだろう。区役所玄関ホールには、「区政は区民を幸せにするシステムである」の掲示。当たり前と言えば当たり前であるが、堂々と掲示しているところがすごい。

 帰りに日暮里の繊維街を歩いてきた。区の担当の方は「観光資源があまりない」と謙遜していたが、一つの産業が集積しているのはすごいもので、観光資源がないどころか全国ブランドともいえる観光資源になっている。布とか皮とか、好きな方はたまらないのではないか。都電荒川線も立派な観光資源だ。

 町屋駅前のバラ。都電荒川線にそってバラが咲いている。