終わったら拍手が

 夕方、新柴又駅で演説をしていると、買い物帰りのおばあちゃんが最後まで聞いてくれて、拍手をしてくれた。まずこんなことは初めてだ。「何よりも命が大事、パラリンピックは中止を」、この訴えに期待が高まっているのだろうか。
 ベンチに座っていたおばあちゃんは、小学生3人が自転車でやってくると、「プールがなくなるって」と語りかけ、小学生は「ウソ、どこなの?」と。私が「黙っているとプールがなくなるよ」と言うと、「先生にいっときま~す」って。
 鎌倉公園プールを強引に廃止したとき、学校プールを開放するから大丈夫だと言っていたが、今度は学校プールの廃止。鎌倉公園プール廃止反対のシール投票に反対を投じた子どもは1,000人、学校プール廃止は区民や子どもたちを欺くものだ。
 海や川での水難事故から命を守る教育が水泳指導。その指導を将来にわたって保障するためにプールが設置されている。このプールの廃止は、命を守る教育の放棄でしかない。命より大事なものはない。