教育資料館存続へ


 葛飾区が廃止を狙っている教育資料館の存続を求めて区長への申し入れを行った。教育資料館は、大正14年に建てられたものとしては都内に残る唯一の木造校舎として区の文化財に指定しており、当時の教科書などたくさん展示され、小学3年生が毎年社会見学をしている。葛飾の教育の歴史を学べる施設でもある。
 区は、今年度末で公開を終了し、外観だけは見られるようにして「文化財としては残す」と言っている。しかし、耐震化をしなければ、いずれ取り壊しになってしまう。倒壊するのを待っているような文化財行政では、あまりにも情けない。