区教育委員会は、来年度から学校選択制を廃止するのに、まだ学校案内パンフをつくり配布している。各学校を比較する必要がないのに作成するのは明らかに無駄使い。
学校選択制を廃止する決定的な理由は何かと議会で問われ、学校教育部長は「やはり東日本大震災だというふうに捉えてございます。子供の安否についてということで、私が校長をしていた学校は26の小学校から子供が通っていましたので、集団下校訓練といっても教員の数が足りないというような状況がございました。やはりこういう大きな震災が起きて、学校の地域における役割というのが私は変わったのではないかなというふうに捉えております」と答弁している。この答弁が本心なら学校を選ばせるパンフなどは不要のはずだ。
学区域の学校への就学と指定校変更の手続きの仕方を伝えればいいことではないのか。
