北総運賃値下げは鉄道事業者の責任で


 北総運賃値下げ問題で、千葉県白井市議会が値下げに関わっての補助金を削除する修正案を可決した(3月29日の市議会で)。
 沿線自治体首長と京成・北総の合意では、5%の値下げのために将来にわたって税金投入をしなければならないし、そもそも北総線の高運賃を是正するものではないからだ。
 むしろ5%値下げで高運賃が不問にされる恐れもある。真の解決にならないという点で白井市議会が税金投入にストップをかけたことは意義あることだと思う。
 やはり税金投入ではなく、鉄道事業者の責任を明確にした運賃値下げに方向転換すべきだ。
 北総運賃値下げでがんばっている住民団体は、問題の本質を知らせるビラ(写真)を作って訴えている。