葛飾区から保健師の派遣

 葛飾区は、能登半島地震への対応として2月13日から6日間、石川県金沢市内の避難所で6名(保健師5名、事務1名)を派遣する。避難所における住民の健康支援業務にあたり、その後もローテンションで継続的に派遣することになる。東日本大震災の時にも保健師を派遣し、心のケアも含めて大きな役割を果たしていた。今回の要請に応えて派遣される保健師・職員のみなさんに敬意を表したい。
 東日本大震災後に、葛飾区は保健センターの2か所廃止を打ち出し強行したが、その時に保健センターを守る会が発足し、保健師の果たす役割をみんなで議論しながら、運動を進めていたことを昨日のように思い出す。やはり平時から身近なところに保健センターがあり、保健師がいることが災害時にどれだけ住民の支えになるか。災害に強いまちづくりは、ハード面だけでなく、ソフト面でも強くならなければならない。