日本共産党の百年


 日本共産党は昨年7月に創立100周年を迎え、最近、100年史が発行された。手元にあるのは出版される前のタブロイド版。水曜日の夜から咳がとまらず、喉をやられ昨日まで声がかすれていた。熱はなく、通常に戻って来たものの、本日は予定をすべてキャンセルして自宅で静養。せっかくだからと100年史を読み始め、あと7ページで終わるところだったが、これ以上集中できず断念。私も勉強不足で、新たな発見もあった。2年前の総選挙の時に野党政権について閣外協力を打ち出したが、すでに98年に不破委員長(当時)が赤旗インタビューで「日本共産党の政権論について」で全体像を述べていたこと、50年前の73年にイスラエルパレスチナ問題で占領政策を許さず、民族自決権を主張していたこと、「一貫して」とはいうものの、いつからとはいえず…、安保闘争とともに闘った安保闘争では、「多くの党員が大牟田(私の故郷)にかけつけた」とある。もちろん私は生まれたばかりだが、我がことのように闘った多くの仲間がいたんだと実感できる。前回の党史にもかいてあったかもしれないが、私にとっては再発見だった。