終戦を向島で迎える

 定例区議会が終わり、地域の訪問行動を再開している。今日はすごく対話になって、90歳の単身の方は、終戦向島で迎えたと言う。「12歳だったら3月の大空襲は覚えているでしょう」と聞くと、「はっきり覚えている、大変だったよ」と応えてくれた。「ご家族は」と聞くと、「運よく全員助かった」とのことだった。言葉も足もしっかりしていて、とても90歳に見えなかった。「今度ゆっくり話を聞かせてください」とお願いすると、笑顔で応えてくれた。戦争体験を記録しなくてはとつくづく思う。
 過去の選挙の最中に、うまく曲がり切れずブロックを車がこすったことがあったお宅を訪問。もちろん当時は、すぐ謝罪し、その方は「大丈夫だよ」と言ってくれて事なきをえた。その方は今介護が必要となり息子さんが対応してくれたが、その話をお父さんから聞いていて懐かしそうに話をしてくれた。「久しぶりですね」なんていわれて、やはり時々訪問しあいさつをしていくことは重要なことだと思いながら、「また来ます」と返事を返した。地域のみなさんと大事な活動をしていると感じた訪問だった。