本日で第2回定例会が閉会した。区民から学校給食の完全無償化についての請願が提出されていた。4月から無償化になったもののアレルギーや宗教等の理由で給食が食べられない児童や区立小中学校に在籍をしていて都立特別支援学校に通学している児童生徒は無償化の対象外になっている。しかし、家庭からお弁当を持参したり、特別支援学校の給食費を払って食べているので経済的負担はある。そこで完全無償化を求める請願なのだが、与党は「完全無償化には相当時間がかかる」「区は検討している」などとして反対をした。区が「完全無償化」と言っているのに実現していないことや、区が「検討している」なら、それを議会は後押しをすべきではないのか。反対する理由になっていない。共産4人、無所属議員5人(大西、小川、小林、沼田、みずま)の合計9人が採択を主張した。あと1人賛成すれば2ケタ、良識ある区議会に変えていきたいものだ。
共産党区議団は、学校給食無償化は、自治体によって格差をつくることなく、義務教育は無償の立場から国に対して無償化を求める意見書を提案したが、これも自民、公明、区民連の反対によって本会議に上程することができなかった。区民の声を反映するには、やはり共産党を大くすること、要求にもとづく市民と野党の共闘を広げ、区民の声を反映しない勢力を少数にする以外にない。