入管法改悪に抗議する



 地域のみなさんが毎週金曜日かかさずおこなっている高砂駅の宣伝に参加し、本日、参議院本会議で強行された入管法改悪に抗議する訴えをさせていただいた。自民、公明、維新、国民民主の4党で改悪法は可決されたものの、人権と民主主義を守り発展させる闘いを続け、命が大切にされる社会をつくっていかなくては。
 それにしても与党では音喜多氏(維新の会)だけが悪法への賛成討論をおこなったが、絶叫そのもので、難民の外国人の多数が犯罪者であるかのように述べながら「国民の安心安全」を繰り返していた。焦点は難民の外国人の安全安心なのに完全にすりかえていた。逆に石川氏(立民)、仁比氏(共産)は、政府案が立法根拠を失ったことを具体的な事実で示し、「野党の対案こそが希望だ」と冷静に、そして迫力をもって反対討論をおこなったことが対照的だった。野党対案の国会審議は、「これこそ野党共闘の姿」をテレビを通じて映し出されたのも印象深い。