新宿憩い交流館内で提供している図書の予約・貸出・返却の図書サービスコーナーを廃止すると文教委員会で報告があった。立石の日赤産院が新宿に移転・開設に伴い、施設内の地区図書館を併設するためという。
しかし、コロナ禍のもとで図書館を「密」にしないためにも予約・貸出・返却のコーナーは必要だ。
私は、図書サービスコーナーは数多くあるべきと主張し、さらに実は今後10年間の基本計画素案には、「図書館以外の公共施設に図書サービスカウンターを整備する」と図書サービスの向上掲げていることを示し、整合性がないこと指摘した。
区は、「計画は素案の段階で、決まったわけではない」と答弁し、駆け込み廃止がまかり通るような答弁があったが、廃止して充実というのは、本気で図書サービス向上を考えていない証拠だ。