PCR検査、公立と私立を分ける理由がない

 区は、私立の保育園、幼稚園、学童保育クラブで感染者が出た場合は、濃厚接触者以外の全職員のPCR検査ができる補正予算案を提出している。検査を拡大していくことは重要なことだ。しかし、「私立」に限定する理由がわからない。2日の文教委員会で公立の幼稚園や学童保育クラブはどうなるのか、私立学童保育クラブに通っている児童は公立小学校の児童なのに、学校はどうなのか、と聞いても納得できる答弁が返ってこない。
 この間、感染者は公立、私立関係なく確認されており、分ける理由はない。まさかお金がもったいないとでもいうのだろうか。納得いく説明ができなければ、税金は命と暮らし最優先に使うべきだ。