補正予算 あまりにもおそまつ

 6月4日から第2回定例会が始まるが、補正予算でどんな支援策を盛り込んでくるかを注目していた。しかし、コロナ対策でだされたのは、PCR検査センター委託と中学生のネット環境整備で、約9千万円となっている。わが目を疑うものだ。
 国や都の支援の対象外になった事業者をはじめ暮らしを直撃している区民を救済するのは区政しかない。学校も再開となるが子どもたちの命と健康を守るためにも教職員のPCR検査は欠かせないし、学びの保障や心身のケアを行うには教員を増やす以外にない。やるべきことはたくさんある。今回の補正予算は、青木区政の自己責任の根深さの現れだろうか。