次世代に語り継ぐ責任

 江東区にある東京大空襲戦災資料センターと世田谷区立平和資料館を見学してきた。戦中、戦後について、自治体や民間レベルで次世代に語り継ぐために努力をしている。そんな時に葛飾区は戦中・戦後の資料を展示している教育資料館を廃止するとしているが、全国的な動きに逆行している。過ちを犯さないために次世代に語り継ぐ責任が問われている。
 個人、団体の会費や維持募金で維持されている戦災資料センター(江東区)。

 同じ教科書でも戦中と戦後では使い方が違う。右が戦中、左が戦後、なぜ違うのか語り継がなければならない。

 世田谷区は8月に新たに平和資料館を開設。葛飾区とは対照的だ。さらに充実しようと地域の方に資料の提供を呼び掛けている。

 資料館もすごいが、その施設がある公園もすごい。ミニSL、プレイパークなどもあり、若いカップルから子供たち、もちろん高齢者も、また来たくなる公園だ。入口は立派な花壇が迎えてくれる。目からうろこだ。