27日〜29日まで中小企業対策として浜松市、直方市に視察に行ってきた。
浜松市では「はままつ起業家カフェ」を立ち上げ、起業を希望している市民の相談にのるだけでなく、事業計画を作り、銀行からの融資にこぎつけるところまで支援をしている。リーマンショック以来、法人が減る中、前年度は法人数の減よりも増が上回ったとのこだった。相談は多く、すでに3か月待ちになっているという。
直方市では、公契約条例について。民間委託を進める中、官製ワーキングプアを拡大しているのではないか、地元企業の仕事確保ができなければ市内に企業がいなくなってしまうという危機感が背景となり、真剣に検討をはじめ2年前に施行。来年度から工事については1億円から5000万円まで対象範囲を拡大し、指定管理者についても対象にしていくとのことだった。
どちらの市もやっていることに自信と誇りが感じられ、中身の濃い視察だった。
小倉駅前のトイレ。明るい壁面が全体を明るくしている。
