基準病床数

 23区は、7つの二次保健医療圏に分かれ、それぞれ必要な病床数(基準病床数)が法律で定めてある。
 葛飾区は、足立区と荒川区の3区で区東北部となっており、基準病床数は9,617床となっている。それだけの病床数が必要だということだが、今年4月1日現在で、642床も不足している。病院誘致はやはり切実だ。
 基準病床数を上回っているのは、千代田区中央区・港区・文京区・台東区の区中央部だけで、そこ以外の6つの医療圏では、合計1,814床も不足している。東京都は医療圏ごとの医療政策や支援のあり方を考えるべきではないか。