いよいよ明日から都議選

 いよいよ明日、都議選が告示される。
 にわかに病院誘致の問題を訴えている候補者もいるが、慈恵医大青戸病院がガン放射線治療の存続を求めて運動してきたのは、和泉なおみだけだった。その後もがん治療の拠点病院の誘致や東部地域病院でのがん治療も含む医療体制の拡充を東京都に求めてきたのも和泉なおみだ。
 都立小児病院の統廃合に4年前に反対し、選挙が終わったら賛成する、民主党の裏切りは国政だけではない。
 特別養護老人ホームの増設を求める請願に反対したのは、区議会では自民、公明、民主、葛飾だった。都議会でも自民、公明、民主は、都の土地代補助制度を廃止を強行している。その結果、廃止した翌年度(09年度)から3年間区内に1箇所の施設もできなかった。
 国保料の値上げ通知が、18日以降発送される。アベノミクスで景気回復が実感できないなか、また大幅値上げだ。国、都、区の負担を引き上げ、値下げすべきだと要求しているのは、共産党だけだ。 
 医療でも介護でも、願いを託せる政党、候補者はだれなのか、ぜひ見極めていただきたい。大型開発中心から暮らし福祉中心の都政に変える大事な選挙が明日から始まる。
 増税ノー、原発ノー、憲法守れの声を東京からあげましょう。