バス減便


 25日から京成バスのダイア改正が行われる。運転手の長時間労働、低賃金を改善しようという2024問題の一つの現れだ。ドル箱と言われる金町~小岩間のバスも減便になるくらい2024年問題は深刻になっていると言える。今後も影響があるだろうし、葛飾区は学校プールを廃止して、学校外プールへバスで移動する水泳授業に徐々に移行しているが、これもまたバス確保が困難になっていく可能性が大だ。住民の足を確保にとどまらず、高齢者の社会参加を促すことが介護予防にもつながるという点でバス路線の充実が重要なのに、逆にどんどん減便になっていく。運転手確保のための手立てを国も自治体も考えていかなくてはならない。一番は賃上げで、これをバス事業者にまかせていてはだめで、行政が踏み出していくことが重要だ。葛飾区もバス運転の免許取得の費用を助成するようになったが、必要なのは賃上げなのだ。