反戦平和のつどい

 柴又地域で反戦平和のつどいが開催され18人が参加。半数近い方が平和への思いや自らできることについて発言があり、今までにない「つどい」だった。「安いスーパーに行っても、必ず値上げになっている。軍事費に使うんだったら我々のために使ってほしい」「安保法制と改憲問題で8年前から署名を集めている」「昭和17年に中国に行き看護婦として働いた。終戦になっても帰れず、仲間とともに『元気で帰ろうね』を合言葉に頑張って、昭和33年に帰ることができた」「山の手大空襲を体験した。防空壕に家族4人で入った時、すきまから火の粉が入ってきていた。その時母が、「洗面器におしっこをしろ」といわれ、した後、土を混ぜて粘土にして隙間を埋めてくれた、それがなかったら焼け死んでいたと思う」「昭和20年1月市ヶ谷、その後池袋、そして早稲田と3回の空襲を体験した。そういう体験をしなかった子どもたちはいいと思うが、その平和が壊されていくことに、なにも感じないことは大変だと思うので、絵などを通じて知らせる取り組みが 大事ではないか」など、たくさんの思いが語られた。岸田政権の大軍拡許すな、この声をあげていこう。