先の定例会では、自民党から異常な暑さでプール指導ができないということから、「学校プールのあり方を検討してはどうか」という質問があった。これに対して教育長は「今後の学校改築の際には、総合スポーツセンターや民間プールを活用し、学校プールを設置しない事も視野に入れた検討を行う」と学校プールの廃止に言及したが、支離滅裂だ。
なぜなら公園プールを廃止する時に、区は、学校プールを開放するので大丈夫だと言い張ってきたのだから。現実には、学校プールと公園プールは、性格が違い、利用者も激減している。その反省が全くない。
異常な暑さであることは否定できないが、それならば屋根をつけることや室内での整備なども検討すべきではないのか。
青木区政の「公共施設の効果的・効率的な活用」という基本計画にもとづく公共施設の複合化やリストラは、効率最優先の新自由主義路線そのもので、破たんしたといえる。