710人も死んでいた

 本日の保健福祉委員会で特別養護老人ホームの待機者数が報告されたが、昨年3月末で2,325人だった待機者が、なんと1,454人に減っている。理由は、死亡が710人、住所不明102人、他の施設入所55人、その他4人が判明したからと言う。
 710人も死んでいたことがわかったということは、待機者の把握がいかにずさんだったかを示している。待機者を一人ひとりの人間としてみているならば、こんなことは起こりえない。施設建設が進まない理由はここにある。