参考になる値が必要なのではない

 今日から始まった区議会。各会派とも放射線量の測定強化を求めた。区は検討するとは言うものの、消極的だ。区長は、「現在測定している7か所の公園の土は、多くの学校、保育園、幼稚園が使用しているダスト舗装なので、その値は参考になる」と答弁した。
 区民の間に不安が広がるのは、参考になる値がないからではなく、自分の地域はどうなのか、子供が通っている学校や保育園はどうなのか、というデーターが測定され公表されないところにある。区民の不安にまじめに向き合おうというものが感じられない。
 区独自の観測強化を引き続き求めていきたい。