布川事件で闘ってきた2人のドキュメンタリー映画「ショージとタカオ」を観てきた。逮捕されて43年、来月、冤罪を許さない画期的な判決がでることを期待しないではいられない。
「タカオ」さんは、家族の取材を断っていたそうだが、最後の映像で家族3人がでてくる。闘って行く中で絆がよりいっそう深まったのだろうと思った。
会場で「タカオ」さんが挨拶をしたが、「仮釈放のときはやせて64?で髪も薄くなって、本当におじいちゃんみたいだったが、今では84?、髪も少し増えて、弁護団やまわりは年をとっていくが、私は逆に若返っていることが映画でわかる」とユーモアをまじえて紹介していた。 来月封切りだ。人権とは何か、を考えるいい映画だ。