前原国交大臣は、京成電鉄の成田空港線上限運賃について、申請通り認可した。北総の高運賃を認めたのだ。2月18日に運輸審議会が答申し、翌19日のスピード認可だ。公聴会で明らかになった問題点は何も吟味されていないとしかいいようがない。
共産党は、日本の政治には２つの古い枠組みがると主張している。外交ではアメリカ追随、内政では財界・大企業中心だ。民主党政権が京成電鉄いいなりに運賃を認可をしたことは、大企業中心という古い枠組みから抜け出せない過渡的な性格を持っているからだろう。
20日には白井市内で緊急集会が開催された。まずは大臣に抗議し、知恵を出し合い運動を継続することが確認された。
