私の選挙責任者を3期12年務めていただいた遠藤さんが7月に亡くなり、元教員の方々が「偲ぶ会」を開き私も参加させていただいた。「偲ぶ会」が開かれるということ自体が、その人の人がらを現していると思う。責任感、戦闘性、党派性があり、人との出会いを大切にする方で、素晴らしい方に出会えて良かったと心から思っている。
現役の時は図工の先生で。見かけによらずきれいな絵を書き、「偲ぶ会」では、参加できない方々も含めて一言を納めた冊子の表紙を飾ったのも遠藤さんのイラストだった。やっぱり闘っていたんだなと思うイラストだった。遠藤さん、ありがとうございました。
区政報告会
13日に予定していた区政報告会が台風のため会場が使えず、本日に変更して開催。雨が降る中での報告会だったが27人の方に参加いただいた。台風19号について質問があるだろうと思っていたが、やはり質問がされて、その場では答えられず、宿題にさせていただいた。
何を教訓にすべきか、改めて13日からの新聞も用意して、課題を整理してみたい。正確な情報を知りたいという質問に、「FMラジオの普及も検討すべきではないか」と回答したのだが、これは歓迎されたようで良かった。
区議団の視察
区議団として滋賀県野洲市、長野県松本市を視察。野洲市では、「ようこそ滞納いただきました条例」で全国から視察をうけている自治体で、滞納・借金は市民のSOSと位置付け、徴収優先ではなく市民の生活再建優先のためのの支援をおこなう債権管理条例、そして地域と消費者と事業者が3者で支えあう暮らし支えあい条例を学んできた。市役所の前のバス停は「おのりやす」というもので、市民に暖かく手を差しのべているようだった。
松本市では、子どもの権利条例の取り組み。子どもの意見を聞く、相談にのる、自己肯定感を育てるなど、当たり前のようだが、なかなかできていない。松本市は、条例を作ったことによって、その視点で施策を展開する、各課の連携、子どもの参画などができてきたという。相談にのるだけでなく救済する仕組みもあり相談室(こころの鈴)には弁護士、大学教授、元校長、室長、相談員3名の7名で毎日のように相談を受け、子どもの意向にそって解決にのりだすそうだ。市役所の前には平和の灯が灯されていた。
帰りは、松本駅からあずさ号に乗車する予定だったが、台風の影響で全線運休だったため、長野から新幹線であずさ号の切符で帰京することができた。