13日~15日まで佐世保市、北九州市、飯塚市に文教委員会で視察。佐世保市、飯塚市は英語教育について、北九州市ではスタジアム。
佐世保市では米軍基地、自衛隊基地の関係者だけでも1万人を超えることから基地との共存が重要な政策になっており、英語で交わる地域づくりに取り組んでいるとのことだったが、基地があるがゆえに経済が回っているという考え方と基地があるがゆえに常に市民生活が脅かされているという考え方がぶつかる中での議会活動は大変なことだと思う。市議会の構成をみると共産党議員は1人だった。大変だ。
北九州市では2017年に
1万5千人規模のスタジアムを完成させたが、01年から地元サッカーチームが陸上競技場を使いながら活躍しており、08年にJFLに昇格、10年にJ2に昇格している。当時のチーム認知度は88%で市民も、行政も、企業もみんなで応援しようとホームグランドの整備を求める声が高まり、市も基本構想に位置付け17年に完成している。葛飾では、この過程がまったくなくスタジアム先にありきで議会も区民も無視して私学事業団と協定を結び、325億円で東新小岩の運動場敷地を取得したが、地域の説明会では「スタジアムがいいか、スタジアム以外がいいか検討する」と「協定」がないかのようなウソの説明をするなど住民不在が続いている。北九州市のスタジアム周辺は住宅はなく、東新小岩のように住宅街に同規模のスタジアム建設となれば、スタンド席は6階建て相当となり、20m前後の異様な高さでマンションを圧迫することになるだろう。小倉城は昼休みの30分そこらで見れるものではなかった。こんどゆっくり来たいものだ。
飯塚市役所の入り口正面には、能登半島地震、台湾東部沖地震、ウクライナ支援の3つの募金が呼びかけられていた。