がん検診

 本日の保健福祉委員会で、がん検診の受診率向上のための調査結果が報告された。結果は、費用負担の軽減、検診会場・曜日の拡大、手続きの簡素化が求められていることがわかるものだった。にもかかわらず、区がだした対策は、アンケートの協力者に受信票を送付するというもの。
 受信票を送付して勧奨するのは、調査をしなくてもわかることで、調査結果がいっさい生かされていない。負担軽減に背を向けるな、の指摘にも「受益者負担」を繰り返すだけ。区がさかんに使う「健康寿命の延伸」という言葉には中身がない。