地味でもいいから

 今日の朝日新聞に経済評論家の内橋克人さんのインタビューが掲載された。「日本の政治は何を目指すべきか」の問いに「基幹産業としてFEC自給圏を提唱している」ことを紹介している。
 「F」はFооd(食糧)、「E」はEnergy(エネルギー)、「C」はCare(介護)だ。食糧自給率を上げること、原発に頼らず再生可能エネルギーに転換すること、介護サービスを市場まかせにせず行政がしっかりと支えること、いずれも新しい産業を生み出すものだ。
 内橋さんは最後に「地味でもいいから新しい経済をつくることが政治の役割」と結んでいる。確かに世界と競争するとか、ITなどという華々しいものはないが、F、E、C、世界的にも進んでいる国に学び、真に自立した日本へ進みたいものだ。


新井杉生さん、和泉なおみさんと金町駅南口で新春のあいさつをした。