31才でホームレス

 私の事務所に突然、「相談があります」と立ち寄ってきた若者がいた。日雇いで寮に住んでいたが仕事がなく、寮も追い出されたという。千葉から歩いてきた31才の若者だ。すぐ福祉事務所に行き、相談。何とか緊急一時保護で対応できたが、今晩だけは乾パンと1000円で過ごしてもらうことになった。本当に申し訳ないという思いだ。
 この間要求してきた区内の公共施設を活用した緊急宿泊の確保は決して不可能ではないし、野宿を当たり前という区の姿勢も変えなければいけない。
 しかし、事務所にいて良かった。